ぴのちゃんの乳児期から現在までの自閉症の特徴を紹介(重度自閉症 発達障害 4歳6か月 女の子)

ぴのちゃんは低機能自閉症で、IQは20程度の最重度の自閉症です。

幼少期から、自閉症の典型的ともいえる発達をしてきました。

そのころの特徴を紹介したいと思います。

乳幼児期

睡眠は困る事なく、ぐっすり眠って健康的な生活リズムでした。

たまに夜中に大泣きして、ミルクを与えていました。

3か月ころからだんだんと表情が豊かになり、首すわりやハイハイなどの体の発育面ではほぼ問題なく成長していきました。

泣き出すととても激しく長引くようになっていました。

目がなかなか合う事がなく、名前も読んでも反応は殆どしません。

また微笑み返しは無かったです。

幼児期

ぴのちゃんが1歳になって歩くことが出来始めると自閉症の特徴的な行動が目立ち始めました。

突然興味がる方向へ向かって走り出す、手をつないで歩くことをものすごく嫌がる、制止されるとひっくり返って泣く、光の乱反射などが好きである一転をじっと見つめている、水たまりにも気にせず入ったり寝転んだりするなど目が離せなくなりました。

公園に連れていくとじっと座って砂場遊びをしたり遊具では一切遊ばず、止まっている自転車の車輪を延々と回し続ける、自転車の車輪回し以外はじっとしていられず走り回る多動さがありました。

また発語がなかなかなく、意思を伝える事が出来ない時はいつも大泣きでした。

視線もあいにくく、身近な家族ともつねに目をそらす感じでした。

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1歳半検診で

「もしかしてなんらかの発達障害があるのではないだろうか」と不安に思っていた中、市の1歳半検診で「発達の遅れがある」ということを伝えられました。

ハッキリとは言えないので、このまま様子を見ましょうとなりました。

もやもやした気持ちで帰宅した事を忘れません。

2歳ころ

子ども精神クリニックにて何度か診察を受け「自閉症」と診断されました。

この頃には、典型的な自閉症の症状が出ており、私たち親も覚悟を決めて、ぴのちゃんのために出来る訓練を始めました。

また、療育へ通い始めました。

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2歳半ころ

療育を始めたおかげで、出来る事が少しずつ増え、私たちも遣り甲斐を感じていました。

階段の上り下りが出来るようになったり、フォークを使えるようになったり、自分で水筒を開け閉め出来るようになったり、クレーンで自分の意思を伝えれるようになったり、数えれる程ですが、凄い成長をしました。

なにより、3歳なる直前には「歯磨き」が出来るようになりました。

もちろん磨くのは親ですが、歯ブラシ見るだけで、仰向けになって、口を開けてしっかり磨かせてくれます。

これは本当に感動でした。

3歳ころ

週1回の療育に通い、ぴのちゃんも、毎週のルーティンに慣れてきたようで、少しずつ朝の準備や、手洗い、体操、朝の会などに少しずつ参加出来るようになってきました。

お昼ご飯の偏食も強かったですが、毎週様々なメニューに触れる事で、興味を持ち口に入れてみたりと、新しい味を体験し、食べれるものが少しずつ増えていきました。

4月には、児童支援センターの保育園に入る事が出来、毎日の療育を受けながら、大人と楽しいを一緒に分かち合い、刺激的な毎日を過ごしています。

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4歳ころ

入園して2か月も経ち、園にも慣れてきました。

聴覚過敏は、変わらずあり、特にお友達の泣き声は本当に苦手です。

視覚支援は有効になってきました。

家でもスケジュールの写真があると安心です。

朝は、今日のスケジュールを見て、今日行く場所を確認します。

保育園の歯科検診で、虫歯が見つかりました。

マッチングが出来るようになり、数字、ひらがなのマグネットを置けるようになりました。

言葉を出そうとしています。「ママ」「アンパンマン」「ね、ね」など。

まとめ

このようにぴのちゃんの事を振り返って考えてみると、乳児期の頃から特徴は出ていました。

もしかして?と思ったお母さんやお父さんは、少しでも早目に動けるように情報集めや、発達障害を専門にしている精神科など探しておくと、あたふたせずスムーズだと思います。

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