自閉症児(ぴのちゃん編)の歯磨きの手順その2

ウエットティッシュから歯ブラシへ変えるタイミング

羽交い締めにしながらウエットティッシュで歯の掃除をしていたのですが、そろそろ歯ブラシを口に入れてみようかなと思って、ぴのちゃんに歯ブラシを見せました。

(ここまで2週間かかっています。)

それだけで逃げていくのですが、手の甲にブラシでなぞってみたり、顔をなぞってみたり、ブラシは痛くないよ~とアピールしてみました。

 

それから仰向けにして、歯ブラシで磨いてみました。

仰向けにすると半泣き状態ながらも、口を開けてくれました。

でもブラシの感覚が嫌だったのか、すぐに口を閉じてしまいました。

それでも3秒はするよ~と数えながら何とか出来ました。

 

スポンサード サーチ

歯ブラシを使用して更に2週間

なんとか歯ブラシを使用出来るようになり、私も歯の掃除が段々しやすくなり感動を覚えているところでした。

ぴのちゃんも「3秒ならいいよ」くらいになり、すんなり口を開けてくれるようになりました。

ある日、洗面台で私が歯を磨いているのを眺めてきたので、試しにその場で歯ブラシをぴのちゃんの口に入れてみました。

 

少し抵抗していましたが、口は開けてくれたので、磨けました~!!!!!!!

ぴのちゃんも毎日の事なら仕方ないと諦めてくれているのでしょうか・・

それでも母としては嬉しすぎて、ついつい長めの3秒を言ってしまいます(笑)

 

まとめ

ぴのちゃんが歯ブラシで歯を磨ける様になるのにほぼ1年はかかりました。

殆ど諦めていたので、まさか出来るようになるとも思わなかったので、本当に嬉しいです。

今も嫌な顔をしながらも口を開けて3秒は我慢してくれます。

これだけで大きな成長を感じてしまいます。

 

自閉症児は健常児とは違い、数回で出来るようになる事はありません。

そこには、母親の根気強い気持ちが必要になってきます。

私も最初は諦めていましたが、周りに相談する事で、経過を報告しないと!という気持ちが、結果に繋がったと思います。

 

スポンサード サーチ

お母さんも無理は禁物

何でも一人では行う事は無いと思います。何かきっかけを作れたらいいのかなと思います。

一番簡単なのが、周りに相談する事です。

お母さんも無理は禁物です。

使命感にとらわれるのも良くないと思います。

出来る時に、短期間でするのがいいなと今回思いました。

 

まとめ

ぴのちゃんの歯磨きも実際に頑張ったのは2週間ほどでした。

あとはぴのちゃんの受け入れがあったので、続けられたという感じでした。

重度の自閉症を持つぴのちゃんでも出来たのですから、子供の事を信じていれば、以外と短期間で出来る事が多いのかなとも思います。

今回は「はみがき」が出来るようになるまでの流れを書いたのでとても長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

関連記事