「自閉症・発達障害」について知らないがゆえに起こる事

「自閉症」や「発達障害」と最近よく耳にする方も多くなったと思います。
その背景には、芸能人の方々のカミングアウトだったり、テレビでも取り上げられるようになったからだと思います。
私も我が子が「自閉症」「発達障害」と診断されるまで、そこまで詳しくは理解していませんでした。
まずは母親である私がしっかり理解をして、多くの方々に知ってもらえるようにブログで配信していこうと思ったのが最初でした。
「知らない」が一番怖い

私が幼い頃、今思えばあの子は自閉症だったのかもしれない。
という子がいます。
その子は普通でないだけで、周りからからかわれたり、ひどい時はいじめられていました。
でもその子はなぜかいつも笑っていました。
それが逆に周りの怒りや不思議に思う気持ちを強くさせていました。
その子はいつも一人でした。
でも一人が辛いという雰囲気でもありませんでした。
私は、いつもその子の事が不思議でした。
この背景には、「知らない」「知らなかった」があると思います。
もちろん私も知りませんでした。「自閉症」や「発達障害」という言葉すら知りませんでした。
小学校からもっと教えて欲しい

「自閉症」や「発達障害」の子供たちは年々増えていると言います。
そこには周りの理解者が少しずつ増えてきているからです。
しかしそれは大人に限ります。
子供に理解させる事はとても難しいと思います。
子供は純粋がゆえに、少しでも変わった子を不思議に思い、からかいます。
決してその子のする行動は間違っているとも思いません。
健常児であれば、自然な行動だと思います。
でも、障害を持つ子供たちはその傷を負うと忘れるのが難しいのです。
特に自閉症児は都合よく記憶を消したり残したりが出来ないと言います。
良い事も悪い事もずっと残ってしまうのです。
それを引きずりながら大人になると、社会への進出が難しくなる子もいるそうです。
そうならないようにするためにも幼少期の友達の対応や接し方がとても重要になると思います。

小学校の道徳の時間や、その他の時間でも、みんなで考える時間を設けられる学校教育が進んだらいいなと強く思います。
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特別支援学級をもっと知って欲しい
小学校から特別支援学級というのもあります。
低学年の間は、そこまで理解していないかもしれないですが、高学年になると、物心もついて、「特別支援学級」に偏見を持つ子もいるかもしれません。
私が小学生のころを思い出してみました。
偏見は無かったですが、誰が行って、どのような子が入るのか、全く知りませんでした。
というより知ろうとも思いませんでした。
おそらく、教えて貰わないと知る事は出来ないと思います。
というのをもっと知ってもらいたいし、私の小学生の頃にも知りたかったなと思います。
まとめ
何でもそうですが、「偏見」や「苦手意識」を持つのは人間なので持ってしまう事があると思います。
実際に私も生きてきて沢山ありました。

でもそれは「知らない」からなのです。知ろうともしないからなのです。
私はこの年になって、まずは何でも「知る」ところから始めようと思いました。
そうすると少しですが、心が広くなったり、ひとを羨んだりと他人の事があまり気にならなくなりました。
皆さんも、まずは「知る」事から始めてみて下さい。