発達障害・自閉症の子どもの将来について考える。(自閉症スペクトラムの仕事・将来)


自閉症と診断された瞬間から、親にとっては「将来」がとても不安になると思います。
近い将来として「小学校はどうなるのか?」から、「中学・高校など行けるのか?」「就職は??」と未来が不安でまったく見えない状態になってしまうでしょう。

「親が元気なうちは面倒を見るけれど、親が死んだらこの子はどうなるのか?」「きょうだいに負担をかけたくない」等、不安を数え始めたらきりがありません。
学校という守られた空間

自閉症児にとっては窮屈な学校生活ですが、別の側面からは学校は守られた空間でもあります。
また相談したいときには学校の先生も力になってくれるでしょう。
学校在学中に、できるだけ将来についての道や対処を考えておくことが大切だそうです。

子どもがまだ小学生のうちから将来を見据えた指導をして行きましょう。
本人の意思や特性を尊重する
子どもが意思をきちんと伝えられる場合は、その子の望みに沿ったところから就労先を探してあげるのがベストです。

「うちの子は喋る事も出来ない、わからないから」と親の目線から勝手に子どもの進路を決めるのは良くないです。
職場の環境・人間関係などが子どもに適しているかを見極め、学校と相談しながら慎重に進める事が重要です。
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自立して仕事をする
障害が軽度の自閉症児の人は、自立して将来外へ出て仕事をすることも視野に入れておかねばなりません。

就労を見据えた訓練に早い時期から取り組む必要があります。
例えばクリーニング店に勤務することが目標の自閉症児には、洗濯物を美しくたたむことや、丁寧に仕分け作業が出来るように訓練していきます。

この様に、学校の作業学習を通しておおまかな流れをつかませておく必要があります。
将来一人で孤独に過ごすことはほとんどない
障害の程度にもよりますが、中度~重度の自閉症の人は、将来的にはグループホームや入所施設等の集団で生活するケースが多いです。
障害の重い自閉症児のお母さんになるほど、お先真っ暗な気がするかもしれませんが、実際は重度な自閉症者は施設で淡々と日常を送っていることが多いです。

日中は軽作業をしながら、夜は施設で過ごすという決められたリズムで一日を送るため、比較的安定した環境の中で穏やかに過ごされている人が多いそうです。
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ぴのちゃんの将来
ぴのちゃんはまだ4歳なので、何が得意で不得意なのかよく分かりません。
しかし、性格が少しずつ出ており、集中すると止められるまで続けるというものがあります。

かと思えばすぐに飽きる事もあるので、自分が夢中になるものが見つかると技術を磨く事が出来るかも知れないのかなと思います。
利き手は右なのですが、絵を描くときは、両手で描く事があります。
絵を描いてるときの目つきもいつもと違うような気がします。
ぴのちゃんの将来を今から考えるのは早いかなとも思いますが、自閉症(発達障害)を抱える子供さんの親は、健常児よりも早く考える事が大切だと教えて頂きました。
性格をしっかり見き分けて、子供が落ち着いて働ける職業を一緒に考えてあげる事はとても大切だと改めて感じました。