発達障害・自閉症の子供を育てるにあたっての親の心構え!ぴのちゃんに意識している事

先輩ママに教えて頂いた、親と子供の境界線についてお話をしたいと思います。
これは健常者でも障害者でも言える大切な事だと思います。
親子の境界線
親子の間にも境界線が存在します。
自閉症の人は、自分が不快だと思っていてもそれを訴えることはなかなか出来ないことが多いです。
自閉症の子どもの問題行動を親が全て否定したり、叱る時も感情的になりすぎて否定的な言葉を使い続けることは、子どもの存在を尊重していないことになります。
子育てには「どうしてこんなことをするのだろう」「どうしてこれができないのだろう」という疑問が多いです。
では健常の子を育てていればこんなことを思わないのか、というと答えはNOです。
障害の程度に関わらず、重度の障害がある人でも健全な暮らしをする権利はあります。
そこに親だから暴言を吐いていいということはありません。
立ち居ることは出来ない境界線は必ずあるのです。
体罰は不要
難しいかもしれませんが、どんなことがあっても子育てに体罰は不要です。
子どもは、自分がされたことを人にしてしまいます。
分かりやすい例だと、親からつねられた子どもは、他人をつねるようになってしまいます。
「つねる」という行為自体は人間のデフォルトにありません。外的要因によるものなのです。
体罰を受けて育った子どもは、周りに対しても暴力をふるってしまいます。
事の善悪が分からないだけに、悪いことと思うことなく反射で暴力が出てしまう子もいます。
パニック症状から他害がでてしまう子も多いので、暴力についてはトラブルが頻発する可能性があります。
気付いたところからでよいので、子どもに体罰を与えないようにしましょう。
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見た目にも気を遣う
自閉症の子どもは、一見外見だけでは障害があるとはわかりにくい面もあります。
しかしよく様子を見ていたらおかしい点がいくつか現れてきます。
自分で身なりを整えることは難しい自閉症の人でも、快適な生活を送る権利があります。
障害があるからと言って適当な服を着せて良いのではなく、普通の服装でこぎれいにしている方がずっと快適なのです。また周囲からの印象も全く違ってきます。
「愛される子どもに育てる」ということは、子育てにとっても重要ポイントです。
不潔な行為もしてしまう自閉症の人たちは、そのままやりたい放題にしていては身なりもどんどん不潔になっていきます。
自閉症の子どもはたくさんの人から助けてもらう必要があるのです。
自分よりたくさんの人と関わりを持つ可能性があるのです。
自分の子どもに関わってくれる人がいるというのは、とてもありがたいことです。
そんな人に不快な思いをさせてしまっては残念です。
親にできることの一つとしても、自閉症の子どもの身なりに気を付けてあげて、本人にも根気よく身だしなみを教えていくことが必要です。
まとめ
ぴのちゃんにもイラっとしてしまい、大声を出してしまう時があります。
まだまだ私が成長出来ていないのです。
ぴのちゃんにしたら「何で?」と思うよう事だと思います。
子供は出来なくて当たり前をいつも思いながら接するようにしています。
これも自分の訓練です。
怒る前に一度考えています。私が子供だったら出来るのか?と一息入れています。
これは意識しないと感情が先だってしまいます。
もちろん健常のお姉ちゃんにも言える事です。
とにかくいつも抱きしめて大好き~を言う事を意識して、二人にとって安心できる存在でありたいなと思います。