自閉症のぴのちゃんの緑色へのこだわり。強すぎて癇癪が起こる事件も!

2歳半年になる前から急に緑色へのこだわりが出てきました。

最近では保育園のランチョンマットも緑がいい!と指定してくるそうです。

保育園で遊ぶおもちゃも緑のものばかり。

自閉症の子は「こだわり」が出てくると聞いていましたが、我が家のぴのちゃんにもそんな時がやってきました。

緑色が好きになったきっかけ

 

きっかけは、大好きなおもちゃの「くるくるチャイム」のボールです。

5色のボールがあるのですが、ある日から緑色だけ片手に持って、他の色を入れて遊ぶようになりました。

その内、ご飯の時もお風呂の時も片手に持つようになり、お風呂に入るからと緑のボールを奪うと大泣きです。

最初は一瞬「わ~」と泣いていたのが、その内裸のまま脱衣所で癇癪を起すようになり、今では常に持たせています。

ご飯の時も朝ごはん、夜ご飯は必ず持っています。

保育園に行くときは、素直に置いて登園します。ここは本当にビックリするのですが素直に置いて行きます。

緑のボールが無くなった事件

ぴのちゃんにとっては持っていれば安心できる緑のボールがある日無くなりました。

家族みんなで家中探し周りましたが出てきませんでした。

おかげで家の中はすっきり片付きましたが、ぴのちゃんは緑のボールが欲しい!と私に訴えてきます。

保育園にいる間は落ち着いているようですが、帰ってきてからが大変です。

家中探し始め、最後にはうつ伏せになって大泣きです・・・

ボールが無くなってから夜ご飯を殆ど食べなくなりました。

これは大変!という事ですぐに制作会社の公文式に連絡して、事情を説明してボールを購入する事が出来ました。

2日後にボールが届いて、ぴのちゃんはいつも通りの生活を送れるようになりました。

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こだわりがあるという事

私たちもこのような事件を経験して、こだわりと簡単にいうけど、本人たちにとったらとても大切な事で、気持ちが安定する材料でもあると感じました。

食事が出来なくなるのです。

健常者が食事が出来なくなる事といえば大事です。

大きなストレスや不安を抱えているという事です。

そう考えたら食事も喉を通らなくなるのも分かります。

健常者には分からない、ぴのちゃんだけのこだわり。

そこを理解してあげる事も私たち支援者の役割なんだなと実感しました。

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