自分の子がもしかして自閉症かもしれない・・そんな時どこに相談すれば?誰に相談すれば?

「子どもの成長がほかの子どもと比べておかしい」「言葉がなかなか出てこない」「名前を呼んでも振り向かない」など、子供の成長に疑問を感じ始める時、どこに相談すればよいのでしょう?

成長過程に応じて、相談する場所は違うのでしょうか?

実際に私が経験した事を書きたいと思います。

地域で実施される発達検診

ぴのちゃんが1歳半検診で「発達障害の疑いがあるかも」と引っかかる子や、まだその時点ではわかりにくく「もう少し様子を見ましょう」と言われる子が居ます。

発達障害かも、と言われたタイミングで、保健師さんの相談を受けることが出来ます。

ぴのちゃんの場合は、「もう少し様子を見ましょう」だったので、とりあえず2歳まで様子を見る事になりました。

しかし、様子は変わる事なく言葉も全く出る事が無かったので、保健師さんの相談と心理士さんの相談を2歳半でやっと受けれたという感じです。

医療機関での診断

自閉症の診断については、病院により判断が違う場合があります。

また都道府県によっては、小児精神科の分野はきちんとした診察を出来る医療機関が少ないこともあります。

それでも各県にある国立大学の医学部では、それぞれ発達障害についての研究が行われています。

自閉症に詳しい医師が居ればその医師の診察を予約するのも良いでしょう。

また近隣の県に自閉症の専門病院があれば、そこを受診するのも一つの手段です。

通院は頻繁でなくても構わないので、自閉症に詳しい医師がいる、専門の病院がある、ということを病院選びでは重視してください。

またこの初回の診断というのはとても大切になります。

将来の成育歴を記入する際にも必要になりますので、きちんと控えを取っておきましょう。

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療育施設へのあっせん

お住まいの市町村で障害福祉サービス受給者証を申請すると、施設利用やサービス利用を受けることが出来るようになります。療育手帳の申請もこの時期にしておくと良いでしょう。

発達障害の疑いがある子どもは、障害がある子どもが通園する障害児通園施設や、子どもデイサービスを利用することも出来ます。

また訓練やデイサービスを利用しながら、障害児保育の枠で保育園に入園したり、障害に理解がある幼稚園に入園することで、保育と療育のサービスを受けることが出来ます。

療育は早期から取り組むことが理想です。

各県に知的障害児の通園施設やリハビリテーションセンターがあり、言語訓練や感覚統合訓練を受けることが出来ます。

障害児のデイサービスは医療機関が提携しているところや、NPO法人として預かり施設を経営しているところもあります。


しかしどこも待機が多く、なかなかすんなりと入園・施設利用が出来ないこともあります。

特に今は市町村があっせんする療育センターは人気も高く定員オーバーのところも多いです。

根気よく受け入れてくれるところを探し続けるか、個人経営の言語訓練をしている療育サービスを探してみることも大切です。

まとめ

ぴのちゃんはまさに「待機状態」ばかりで全てが遠回りでした。

心理士さんに会うだけでも5か月待ち、次は療育センターに案内されましたが、5か月待ち・・

いつまで経っても療育が進められません!

その間私の気持ちもモヤモヤするばかりです。

このブログをしているおかげで、先輩ママに耳よりの情報を頂く事が出来て、療育施設を待つよりも早くに、専門の大学で療育をしていただけそうです。

誰でも我が子が自閉症であると言われれば必死になります。

それが5が月待っての一言で更に不安に変わります。

行政や市はもっと「母親の気持ちを理解する」必要があります。

一人で悩んでいる方も多いです。

それが1日でも早い療育に進めればそんな不安も少しは解消されます。

先が明るくなります。

どうかこれから「発達障害」を持つ母親に対しても子供に対しても、早い療育が受けれるように取り組んで頂きたいと感じます。

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