発達障害・自閉症児には欠かせない視覚支援ボードとは?【無料でダウンロードできるところをご紹介】

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自閉症を持つ子供には視覚支援がとても有効とされています。

1日のスケジュールだったりを見た目で判断出来るようにすることで、本人はとても安心するのです。

そのスケジューリングだったり、ボードの作成というのは支援者である母親が行わなければいけません。

しかし、どんな物を作ればいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。

先輩ママに聞いた、支援ボードをダウンロードできるサイトなどをご紹介致します。

コミュニケーション支援ボード

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各企業・団体より「コミュニケーション支援ボード」が無償で配布されています。

ダウンロード後に厚紙などに印刷して使用したり、印刷したものをラミネート加工して利用することが出来ます。

自閉症児には絵で伝えた方が分かりやすいことも多いため、視覚支援が有効な自閉症の人にはコミュニケーションボードは大いに役立ちます。

持ち歩くことも出来ますので、日ごろからコミュニケーションボードを使って様々な場面でコミュニケーションを取る練習をしておくことも大切です。

◎明治安田こころの健康財団

発達障害や知的障害がある人たちが使いやすいコミュニケーションの支援ツールとして、「コミュニケーション支援ボード」が配布されています。

自閉症の人たちにもとても分かりやすく使いやすいため、学校現場などでも利用されています。

支援する側へ意思が伝わりやすいように考えられて作られています。

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ホームページから誰でも自由にダウンロードして使えます。

※著作権は明治安田こころの健康財団にあります。
ダウンロードして活用することは自由ですが、二次転用や販売などは禁止です。
詳細はコミュニケーション支援ボード」の活用ルールを以下のホームページで確認してください。

企画・製作:東京IEP研究会主催:全国知的障害養護学校長会・財団法人治安田こころの健康財団

http://www.my-kokoro.jp

TEL 03-3986-7021/FAX03-3590-7705

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◎岩手銀行

銀行が制作したコミュニケーション支援ボードもあります。

こちらは明治安田こころの健康財団が協力して、岩手県手をつなぐ育成会と日本自閉症協会岩手県支部が後援となり制作されています。

こちらも様々なシチュエーションで利用できる汎用型支援ボードです。

ホームページよりダウンロードして利用することが出来ますが、著作権は放棄されていません。

利用についてはホームページにて「ご利用マニュアル」を確認してください。

制作・配布:岩手銀行後援:岩手県・岩手県観光協会・岩手県手をつなぐ育成会・日本自閉症協会岩手県支部

協力:公益財団法人明治安田こころの健康財団

http://www.iwatebank.co.jp/company/csr/communication_board.html

TEL 019-624-7001

◎東京都荒川区

ここが配布している災害時に役に立つコミュニケーション支援ボードがあります。

この支援ボードは災害時、自閉症や知的障害の人が意思の疎通で困った時に活用できる内容になっています。

これらは災害時に急に活用しても難しいので、日ごろから利用してコミュニケーションを図れるようにしておくのがオススメです。

利用時には利用マニュアルもきちんと確認してください。

制作:東京都荒川区

荒川区障害福祉課障害サービス係

TEL 03-3802-3111 (内線2681)/FAX 03-3802-0819

http://www.city.arakawa.tokyo.jp/kenko/shogaisha/nitijo/sienbord.html

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まとめ

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自閉症にとって視覚支援カードはとても重要であり自分自身が安心する材料でもあります。

自分がするべき事が分かっている事がとても大切なのです。

また、自分の意思を言葉で伝えにくい時、カードがあると大いに助かるものなのです。

お出かけにも持ち歩けるように一個作って置く事をお勧めします。

また本人が少し大きくなって、一人でもバスに乗ったり、買い物に行くときにでも役立つので、小さいころからカードを使って意思を伝える練習をしておけば社会にも早くなじむ事が出来ると考えています。

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