発達障害・自閉所児を持つ家庭でできる療育。100円ショップで買える物で療育グッズを作る!!(その2)

100均の物で療育グッズを作る

手作りおもちゃの材料としての素材が豊富な100円ショップは、療育グッズを作るのにも役に立つものがたくさんあります。
中にはパーツが小さいものもありますので、口に入れる危険がある物は年齢に応じて作っていくようにしてください。
そして必ず支援者(親など)のもとで遊ぶようにしてください。
ダイソーのやわらかつみき
ダイソーのおもちゃコーナーに「やわらかつみき」というものがあります。
素材が柔らかく、色合いも美しいので、子どもも大好きです。
これは知育玩具にもありそうな優秀なおもちゃなのでとても使えます。

同じものを4つ以上用意できるとパズルや学習の幅が広がっていきます。
遊び方
- お母さんがお手本の組み合わせで三角を二つ組み合わせて四角にする、次は子供と一緒に同じように作ってみる(模倣)
- 色合いを変えていく(色の識別・認識)
- 作る形を変えていく(想像力)
など遊びの中から無限に療育が出来ると思います。
柔らかい素材なので、遊んでいるうちに噛みついたりしてだんだん劣化していきます。

異食がある子どもが噛み切って飲み込むことがないように注意してください。
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木製パズル

100均にはさまざまな木製パズルがあります。
自閉症の人が大好きな赤・青・黄・緑の4色をうまく組み合わせながら塗ってあげると良いでしょう。
このパズルでは、同じ形の場所にパズルをはめるという少し難しいですが、空間認知が鍛えられます。

最初はとても難しいと思うので、例えばパズルの絵を見て、「りんご」「みかん」など物を覚えるところからでも楽しいと思います。
カラープラコップ
色の識別を覚えることや、数の概念を覚えるために、100均で同じ種類のコップを何色かそろえて購入します。
色々なカラーが入って売られているため、これが2個ほどあれば十分だと思います。

柔らかいものではなく、ある程度しっかり握っても形が壊れない素材のものがオススメです。
遊び方
- コップ自体を教材に見立てて、重ねたり数えたりする
- コップに小さな素材を入れて、数を数えていく
- 大きさが違うものを比べて、大小の概念を教えていく
- 同じ色の素材があれば、コップと同じ色の物を入れる
など、色が分かってくると、身近なものと同じ色だということに気づく事が出来ます。

家の中でも散歩をしている時でも、世の中には色が溢れていることが繋がっていくようになります。
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お弁当箱にいれる仕切りのプラケースと、ケースに入れることが出来るビーズ
色の付いたプラケースのため、色の区別を覚えるのに役立ちます。
ビーズとは言え、大きめのビーズを使用します。

同じ色のプラケースに同じ色のビーズを入れる等、同じ色のケースに同じ色のものを入れるということで、色の区別がつくようになります。
これは手先の訓練にもなるので、最初は色が分からなくても、指先を使ってビーズを入れていくというだけでも良い訓練になります。
ぴのちゃんもこれはとても楽しくやってくれています。
色別に分ける事はまだまだ難しいですが、好きな緑色は理解しています(4歳8か月)。
まとめ

高いお金を出して療育グッズを購入する事もできますが、そのグッズが我が子に合うかどうかは分かりません。
そして、いつか子供にも物を作る大切さや楽しさを教える事が出来るとも思っています。