自閉症のきょうだい児の育て方。健常児のきょうだいを守る!ぴのちゃんのお姉ちゃんについて

自閉症を持つ健常児のきょうだいはいろいろな悩みを抱えます。

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そのきょうだい児にも支援や助けは必要です。

そのきょうだい児のために開かれる会というのがある事を先輩ママから聞いたので、お話したいと思います。

「自閉症児・者きょうだい児の会」

各都道府県に「自閉症親の会」が存在する県は多いです。

NPOや個人的な立ち上げにより存在する親の会も多数あります。

近年は親の会から派生した「きょうだい児の会」として、自閉症のきょうだい児が集まる機会もあるようです。

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きょうだい児の心のケアに力を入れている団体も増えてきました。

愛がある子が多い

きょうだい児の集まりは、自閉症のきょうだいについて愚痴や文句を言う会ではありません

もちろん愚痴を言ってもいいのですが、あまりそのようなことは言わないようです。

きょうだい児は性別が違っても、同じ雰囲気を持ち合わせている子が多いです。

一言でいえば「優しい子が多い」のですが、それ以上にもっと細やかな配慮があり他への無償の愛が育っている子が多い印象です。

その分、辛い経験もたくさんしていると思いますが、あまりそれを表に出さない気がします。

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「自分だけではなかった」という感覚

自閉症児のきょうだい児は様々な体験をしています。

例えば家族で楽しい旅行に出かけていたとしても、自閉症児が突然パニックになったら、その旅行は中断することもあるのです。

きょうだい児にとっては一番楽しい瞬間でも、暴れてパニックになるきょうだいのせいで中断されてしまい、その後不穏な空気になってしまうという一連を違う目線から見ているのです。

最初は受け入れられず泣いてしまうきょうだい児も、何度かそのような経験をしていくと、文句も言わずに「仕方ないな」と諦めていくようになります

きょうだい児の会に参加する健常児の子は、みんなといろんな話をするうちに「自分だけがこのような思いをしているのではないのだなあ」という気持ちになり少し安心出来ます。

きょうだい児も是非参加する事をお勧めします。

同じ環境の中育った子どもと話す機会

「きょうだい児の会」では「これまで生きてきて何が大変だった」など語る必要はありません。

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その場に居れば同じ環境の中で育った人という安心感からか、とても楽に話が出来ると感じるようです。

また自分という存在を、別の観点から確かめられるきっかけになる場合もあります。

身近に自閉症を持つきょうだいがいる場合は、話をして気持ちを確かめられることもありますが、身近にいない場合はこのような「きょうだい児の会」に参加してみるのもとても良い経験になるのではないでしょうか。

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ぴのちゃんのお姉ちゃんについて

お姉ちゃんは既に7歳なので、妹が他の子とは違う事をよく理解しています。

でも「ぴのちゃんは仕方ないな~」「喋れへんからな~」などぴのちゃんのハンディを補おうといつも先を考えながら動いてくれます

見ていて本当に凄いなと思います。

でもお姉ちゃんの事もしっかり見ておかないといつか爆発してしまいそうです。

色々な事を我慢させて、お姉ちゃんは後回しになる事もあります

私はいつも心がけているのは、「いつもありがとう」「いつでもママに甘えてね」と声をこまめに描けています。

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そして必ずハグを沢山しています。

この2つを毎日心がけているおかげか、お姉ちゃんの気持ちもいつも落ち着いています。

まとめ

何が正しくて、正しくないのかは分かりません。

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それでもお姉ちゃんのケアをしっかりしていると療育もスムーズに順調に進んでいます。

とにかく二人が安定しているので、今はこの調子で進めて、試行錯誤しながら、臨機応変に対応をしたいと思います。

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