発達障害・自閉症の種類とは?ぴのちゃんは何に分類されるのか?

自閉症とはコミュニケーションの困難、意思伝達の困難、対人関係の困難、特手のこだわりがある等の特徴がある障害ですが、自閉症の中でもそれぞれ特徴があり分類されています。

低機能自閉症

低機能自閉症とは自閉傾向がとても強く、IQが70以下と低く知的障害を併せ持っている自閉症のことです。

低機能自閉症を発見したレオカナーにちなんで「カナー症候群」や「カナータイプ」と呼ばれることもあります。

高機能自閉症

高機能自閉症とは、自閉傾向を持ちながらも知的に障害のないタイプの自閉症です。

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アスペルガー症候群

最近よく聞くようになったアスペルガー症候群とは、知的障害を持たないものの、コミュニケーション能力が乏しく問題が見られる自閉症の一種とされる障害です。

また自閉症の特徴である言語の発達の遅れを伴わないとされています。

アスペルガー症候群には、特定の物事に強い関心を持ったり、同じ行動を好んで繰り返すという自閉症に多い症状が見られます。

折れ線型自閉症

折れ線型自閉症とは、一度は正常に発達しながらも、ある程度の年齢に達すると覚えた言葉や取得したスキル・動作がなくなったり使えなくなったりするタイプの自閉症です。3歳前後でその症状が現れます。

成長度合いをグラフにすると「折れ線状態」になることから「折れ線型自閉症」と名付けられました。

その他、「小児期崩壊性障害」、「レット症候群」と自閉症の傾向に似た障害があります。

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知能指数での度合い

健常の人の知能指数(IQ)はおよそ100と言われています。

知能指数判定をしてみて、70~85程度までをいわいる境界線児の「ボーダー」、50~70程度が「軽度知的障害」、35~50程度が「中程度知的障害」、それ以下の数値だと「重度知的障害」と診断されます。

自閉症の場合は、知能検査を実施して知能指数から「高機能自閉症」、「低機能自閉症」、「アスペルガー症候群」など分類されて診断名がつきます。

知能検査は障害を疑った時点で最初に受診する際、病院や児童相談所などで実施され、その後も成長過程で何度か実施されます。

療育手帳について

また療育手帳取得時や更新時、福祉サービスを受けるための申請時、各種減税を受けるための証明書に必要な時、障害基礎年金の受給申請の時なども知能検査をもとに医師が診断書を作成します。

自閉症児の場合はある程度の年齢に達すると知能指数にもさほど変化が現れなくなってくるため、療育手帳などは一定の年齢に達すると「判定不要時期」に入るため申請の必要がなくなったりします。

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まとめ

ぴのちゃんはまだ言葉も出ておらず、コミュニケーションも取る事も出来ません。

そのため知能検査すら出来ないのですが、日常の様子を親が伝えて行える発達検査では1歳に満たないと判断されています。(当時2歳4か月)

また体の発達も未熟で、特に指先が不器用なので、その訓練も進められました。

上記のうちから推測すると、低機能自閉症のような気もしますが、知能検査を行わないと分かりません。

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