我が子が自閉症と診断された後、親族や友人、保育園などへ上手に説明する方法

我が子が自閉症という診断をされたときに、まず戸惑うのはご両親だと思いますが、その先に祖父母・親族とお子さんに関わる周りの方が動揺されるかもしれません。

また「自閉症」という障害について理解が無ければ、まずそこから説明が必要です。

そして保育園への説明や、ママ友への事前の説明をしっかり行っておくと、その子に対しての理解が大きく変わります。

そのためにも、まずは自分が理解を深めておく必要があると思います。

今回は、この自閉症についてどう説明すれば分かってもらえるのかお話ししたいと思います。

そして自閉症についても勉強したいと思います。

自閉症とは

生まれつき脳の機能が、健常者の脳機能とは異なっていることによって発生する障害で発達障害の一つです。

「この子少し変わってる?空気読めない・・」なんて子を見かけた事はないでしょうか?

または、周りにそのような方はいなかったでしょうか?

もしかしたらその子は「自閉症」に分類されていたのかもしれません。

自閉症を持つ子は、人の常識や気持ちを理解するのが難しいと言われています。

何気ない言葉で人を傷つける事もたくさんあります。

親族への説明

私の経験からお話したいと思います。

親族は一番心配しています。

だからこそ心配かけまいと簡単に言うのでは無く、詳しく丁寧に説明が必要です。

まずは、診断された病名とその症状についての説明をします。

そしてこれから親族の方々にも協力して療育を行って欲しい事をしっかり話して下さい。

療育の方法は、その都度変わります。

病院へ行くのは大体母親と子供だけだと思うので、帰ってきたらまず皆でその日の内容だったり、療育の方法だったりを共有する事が大切です。

離れているから必要ないは禁物です。どんなに離れていても、経過の報告はするようにして下さい。

これが自閉症の子を上手に社会で生きていけるように育てるコツだと先輩ママに教えてもらいました。

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保育園への説明

療育は毎日少しずつ行い、地道な積み重ねがとても重要です。

そのためには、保育園にも協力してもらう必要があります。

しかし全てをしてもらうというのは不可能だと思います。保育園の先生というのは本当に忙しいお仕事なので、こちらとしても大変気を使ってしまうと思います。

なので、先生が子供と接する時間だけでも、療育を取り入れる接し方をしてもらうと大きく変わってきます。

例えばうちの子は、まだ2歳なのですが、コミュニケーションが取れないです。

まずは先生に目標を伝えました。

うちの子の目標は「真似が出来るようになる事」です。これは療育の先生と話し合って決まりました。

保育園でしてもらう事は、なるべく目を合わせて、手と手をタッチしたり、両手を頭に置く動作を真似するように仕向けたりする事をお願いしました。

これだと先生も合間合間で出来る事なので、そこまで苦にはなりません。

他にもノートを使った訓練や積み木の訓練がありますが、これは家で行えます。

このように保育園に療育の協力をしてもらうには、まず先生が大変である事への理解をお伝えした上で取り入れてもらう事を話し、理解してもらう事が何よりも大切だなと感じました。

ママ友への説明

子供同士遊ばせる時にもちろんママも一緒について行きます。小さければ尚更です。

うちの子はまだお友達と遊ぶという事は出来ないのですが、他の子が遊んでいる物を平気で取ったり、泣いてる子がいたらなぜか髪の毛を引っ張りに行きます。

その事により泣いてる子は更に大泣きで大変です。保育園でもそうらしく、先生は注意してくださっているようです。本当に申し訳ないです・・・

保育園では毎日繰り広げられている事なので、先生もタイミングなど分かって先回りしてくれます。

しかし、ママ同士の集まりでは私が常に注意しておけばいのですがそうしても間に合わない事が多々あります。

それによりトラブルになったり、以後呼んでもらえなくなるなんて事もあるかもしれません。

そうならないためにも、先に自分の子についてしっかり説明しておく事が大切です。

相手はママです。しっかり説明すれば分かってもらえます。協力もしてもらえます。

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まとめ

今回は3者に分けて説明する上で大切なポイントをお話しました。

私も実際上記3者しか経験がないのですが、これから小学校だったり習い事だったり、公園だったり、考えればたくさんあります。

その場でそのような説明や行動を取るかでも変わってきますが、これは経験を積み重ねていくしかないのかなと自分で思います。

また経験した事はブログでも書きたいと思います。

大きく言える事は、何事も一人でしようとはせずに、協力してもらえる事はしてもらう事も大切だという事です。

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