今日は週に1度のぴのちゃんの療育の日でした。その内容と成果とは?

今日は療育3回目でした。
朝からテンションが高く、とても楽しそうな笑顔のぴのちゃんに癒されながら片道1時半かけて通っています。
往復や、途中休憩なども考えると1日仕事です。
なので私は仕事を、ぴのちゃんは保育園をお休みして行きます。
車の中でのぴのちゃん
小さいころから、チャイルドシートには乗り慣れているので、大人しく座っている事が多いです。
しかし、さすがに時間が長くなると、じっとしているのが苦手なぴのちゃんは上半身を最大限に動かして、チャイルドシートから抜け出そうとしますが、そんな簡単には抜け出せないので、泣き叫びます・・
こうなっても私は運転しているので、構う事も出来ません。
こうなった時用の対策も事前に用意しています。それは大好きなアンパンのDVDをかけると一気に落ち着きます。
これでなんとか乗り切るしかありません。
センターに到着
もう3回目というのもあって教室の場所も分かるのか、自分から教室へ走っていきます。
教室には様々な遊具や知育玩具が置いてあるので、ぴのちゃんも楽しい事があるのを知っています。
病院とは大違いの顔つきです。
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今日の療育内容について
療育は前回もお話したように行動分析(ABA)で行っています。
それに基づいて、今日の課題を決めて、取り組んでやっていく方法を取っています。
今日は、体を動かしながら、前回の復讐を行いました。
その出来た喜びを先生や私と実感するという事を改めて行いました。ぴのちゃんもみんなが喜ぶのが楽しいみたいで、ニコニコです。
前回出来なかった、平均台がスタスタと歩けるようになったり、階段の昇降がスムーズになっていたりと、前回からの成長も実感できました。
また型はめも前回より出来るようになっていました。
新しくピアノの音で遊んだり、ブロックを繋げて一つの形にしたり、ペンのキャップの蓋を開けたり閉めたりする事を真似る練習をしました。
この真似というはとても大事な事だそうで、これが出来るようになると、口の真似をして、それが言葉の真似に繋がるとの事です。
1時間の療育もあっという間でしたが、ぴのちゃんも大満足の時間となりました。
次回までの課題
いつまでも同じ事も出来ないので、次のステップとして、先生と一緒に課題を考えました。
これも先生が提案するのではなく、私がぴのちゃんにして出来るようになって欲しい事を課題として考えてくれました。
その話し合いで決まったのが、「自分で靴を履ける様になる」です。
2歳児だとこれも出来てくる頃です。
生活する上で必要な事を課題としていく事で少しずつ出来る事を増やして行きましょうと何とも励みになる事をいつも言って下さり、私も頑張れます!!
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課題をこなすうえで何をするか?
健常の子どもたちは自然と靴が履ける様になると思っていましたが、これも真似から出来るようになっているそうです。
真似をするという行為が難しい自閉症児には、この「靴を履く」という行為にステップを作って行うと効果的と教えて頂きました。
例えば、この「靴を履く」という行為のステップは、
1.座る
2.靴のテープを外す
3.靴に足を入れる
4.テープを止める
この4つのステップが必要になります。
普段何気なくしている事も自閉症児にとったら一つ一つが分離しているのです。
これを一つずつクリアして、どれか一つのステップでも出来たら、沢山褒めてあげる事を繰り返していきます。
そうして繰り返して行くうちに、いつかぴのちゃんの中で一つになる日がくるのです。
これを教える側にも根気が要りますが、靴を履くという行為はこれから生きていく上でも重要な事なので、私も真剣に根気強く教えて行こうと思います。
まとめ
療育を始めてまだ3回ですが、最近保育園の先生や身内からも、ぴのちゃんの表情がとても豊かになった??と言われるようになりました。
そういえばそうかも?と私も思います。
とても笑うようになって、出来た事を見せつけるような行動を取るようにもなってきました。
ほんの少しずつですがぴのちゃんの成長を感じながら日々過ごせている今に感謝です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。