発達障害・自閉症児のために、100円ショップでそろえられる物で療育グッズを作る!!(その3)

この記事の目次
100均の物で療育グッズを作る
療育グッズというのはネットで調べると色々出てきます。
でもそれが我が子に果たして適しているのか?気に入ってくれるのか?は本人しか分かりません。
金額も結構するものもあり、そんな事をしていればお金がかなりかかります。

そんな時に100均というのは色々な療育グッズを作るのに最適です。
安価で色々なおもちゃを作れて、本人の刺激にもなります。
透明のタッパー

タッパーは形の分別をすることや仲間分けに使ったりと、とても優秀な素材になります。
教材の収納にもとても便利です。
収納に使う場合は出来れば何個か用意しておき、1種類ごとに収納できるようにしてあげます。
タッパーのふたには何が入っているかわかるようにそのものの見本イラストか写真を貼ってあげると視覚支援にもなりますのでオススメです。
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プラスティックのスプーンやフォーク

自閉症の人は同じものがたくさんあることを好む傾向にあります。
スプーンやフォークなどのカトラリー類は食器ですが、身近にあるものなので教材としても向いています。
遊び方
- スプーンやフォークのフォルムが好きな子は、それを使って数を数えていく
- タッパーに、種類別で分類していく
など、色分け・識別・分類の勉強になります。
また色別に何種類かあると、色の概念も覚えられます。
これをお手伝いに繋げていく療育の方法もあります。
家族の人数分のスプーンとフォーク、クリアコップを食卓に並べる
遊び方
- 家族分のカトラリーを揃えるように、スプーンとフォークを1つずつコップに入れていく
- クリアのコップにスプーンは赤・フォークは青で1つずつ入れていく
- それを家族人数分作り、食卓に並べる
このようにしていくと、人数分のカトラリーを揃えることができるようになります。
この療育の延長上に、一家のおやつタイムを組み込むことが出来ると、本人も療育のあとおやつが食べられる・家族も食べられる・家族で楽しい時間になる、とメリットが重なっていきます。

このような積み重ねが、将来のお手伝いに繋がっていくようになります。
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小麦粉やパスタなどを入れる半透明の円柱型の筒型ケース

これは、タッパー売り場にあります。
筒型ケースは何個か用意します。筒は半透明かクリアがオススメです。
中に入れるものは、そのケースにちょうど入るくらいの大きさのものが良いです。

我が家はペットボトルのキャップを2個重ね合わせて、色付ビニールテープで巻きました。
キャップの中にはビーズやあずきを入れて、カラカラと音が鳴るようにしています。
入れる小物のカラーは筒型ケースの数ぶんの数種類、数も5個以上からケースいっぱいに入るくらい用意するとよいです。
1つのケースに1色入れるようにして、数を数えていくことや色分けを教えていくのに役立ちます。

また「○個ずつ入れよう」と見本を一つ作り、模倣させていくことも大きな学習になります。
まとめ
今回はカトラリーやタッパーを使った療育グッズの紹介でした。
100均には、まだまだ療育に使えそうなグッズが沢山あります。
また100円という安価に作れるのも大きな魅力です。

最近はぴのちゃんも100均に連れて行って反応を見ながら療育のおもちゃを考えられる様になりました。