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療育手帳の申請方法から取得まで。【自閉症・療育手帳が届くまでの体験談】

療育手帳が欲しい!と思ったきっかけ

1歳半検診後、2歳になってもそこまでの成長は見られず、心理士さんの面談の時に「療育手帳」について教えて頂きました。

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この手帳があれば、障害を受け入れる事にもなりますが、これを活用して、子供と色々な事を楽しむ事が出来、また少しでも暮らしやすくなる事も知りました。それで申請しよう!!と思いました。

療育手帳の申請方法について

療育手帳の交付申請は、住んでる地域の役所の、障害者福祉担当窓口に申し込みを行います。

相談窓口で直接行う事も出来ますが、住んでいる町の役所サイトから申請用紙をダウンロード出来る所もあります。

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一度市のホームページにアクセスする事をお勧めします。
ダウンロード出来るのなら役場へ行く手間も時間も省けます!

また、申請用紙をそのまま郵送する事も可能なので、一度も役場の福祉課に行く事なく申請できる事もあります。
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子供がいるとどうしても外出が大変!!

そのような事からこの様なダウンロードシステムを導入している市町村は多いと思います。

申請手続きでわからないことは、市役所の障害者福祉担当窓口へ電話をすれば丁寧に教えて頂けます。

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申請用紙を提出後

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提出してもすぐに連絡が来ることはありません。

忘れた頃に連絡が来たと思うくらい我が家の場合は遅かったです。

機関としては、約3週間くらいでした。

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連絡はまず電話でありました。

内容は、判定テストを受ける日程と時間帯の相談です。

その後、判定テストを受ける日に持って来て下さいという書類が同封された手紙が届きました。

内容は、子供の発育について簡単な聞き取りなどでした。

障害判定テストを受ける場所について

申請手続きが完了すると、市役所の方から、判定テストを受ける場所と日などの詳細が送られてきます。
または、直接電話がかかってくる事もあります。

当日までに必要事項を記載する用紙や、持ち物も書かれているので、しっかり確認して行くようにしてください。

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特に手帳に貼るための写真が必要なので、早目の準備が必要です。

私たちの住む地域では、18歳未満の人に対してはこども家庭センター(児童相談所)で実施され、18歳以上の人に対しては県立知的障害者更生相談所において、障害の判定テストが行われます。

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障害判定と結果

知能測定や基本的生活習慣、問題行動などを総合的に判断し、重度「A」と中等度「B」に分けられます。
そして、障害の程度により、1度から4度に区分されます。(東京都の場合)

自閉症の取り扱いには、知的障害を伴った低機能自閉症はA判定またはA1・A2の登録が多いと言います。
他人に噛みついたり、急に道へ飛び出したり、自傷行為やパニックなどの特徴が多いところから判定されると言います。

私たちの住む市は、重度 A、 中度 B(1)、 軽度 B(2)に分類されます。

知的障害を伴わないが、発達障害と診断され、かつ自他の意思の交換及び環境への適応が困難である等により療育又は日常生活上の支援が必要と認めた人にも療育手帳B2が交付されます。

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少しでも困っている親に優しい判定をして頂けます。

判定テストを行ったあと、20分ほどぴのちゃんとおもちゃで遊びながら待ちました。

その後総合判定した心理士さんたちが部屋に戻って来て、結果を聞きました。

この結果は後日連絡で行うところや、後日訪問して聞くところもある様ですが、私たちの場合は20分ほど待つと直ぐに教えて貰う事が出来ました

結果はおそらく重度になるだろうとの事でした・・・

療育手帳の判定に納得がいかないときはどうすればいいの?

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判定に納得がいかない時は、不服申し立てと再判定が出来ます!


判定テストを受けると、その日に結果はだいたい教えて頂けます。
判定結果が、

  • 手帳を発行できるレベルでは無い
  • ギリギリ発行できないレベルである
  • 程度が中度と判定されたが重度だと思う!

など、様々な理由で判定結果に納得がいかない事もあると思います。
そんな時は「不服申し立て」と「再判定」の手続きが出来ます!

不服申し立ては、判定された障害を、すぐにでも再診断してもらう手続きです。
再判定は、しばらく日を置いてから、障害の状態が変化した時に、再診断してもらう手続きです。

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医師の最終決定

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私たちが住む地域では、医師による診断も必要でした。

これは各自治体で違うと思いますが、医師の診断も合わせて、総合的に判断されます。
また、かかりつけが無い場合、児童相談所へ定期的に医師が来てくれるので、予約を取る事も出来ます。

私は、判定検査の後、更に1か月後に医師の診断だったので、最終判定までとても長かったです。
判定検査ではDQ「28」と重度の値が出ていたので、最終判断でも「重度」になると思うとは検査の日に言われいました。
医師の診断日もやはり「重度判定Aとさせてもらいます」とはっきり言われたのを今でも覚えています。

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医師の最終判断が行われた後に手帳の交付がされました。

療育手帳の受け取り

医師による最終判定が終わり、心理士さんより手帳受け取りの連絡ハガキが家に届くと言われました。

そして受け取りは、「市役所の福祉窓口」で行うとの事でした。

ハガキが届いたのは、医師の最終判定より、2週間ほどでした。

ハガキが届くまで毎日「まだかなまだかな?」とポストを確認していたことを覚えています。

そして2週間が過ぎた頃、仕事から帰ってくるとポストにハガキが投函されていました。

次の日、仕事終わりに急いで市役所へ!!

療育手帳の使い方や説明、次はここへ申請に行って下さいなど、窓口の方が丁寧に教えてくれました。

療育手帳の申請から受け取りまでにかかった期間(時間)

我が家の場合、ネットで申請用紙をダウンロードして投函して、その後判定検査を受け、医師の診察を受け、手帳を受け取った日まで、トータルで約2か月ほどかかりました。

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手帳を下さい!と言っても即日に貰えるものでは無いようです。

しっかりとした検査や医師の判断のもと交付されるものなのです。

まとめ

誰も「療育手帳を申請した方がいいよ」と言ってはくれません。

全て自分の判断で動くしかありません。

しっかりと知識を持って行動する事がとても大切な事だと、今回申請から取得までを経験して思いました。

しかし、取得して色々な事に活用をしていく中で、取得して本当に良かったと思います。

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療育手帳を取得するまで時間はかかったけど、取得して良かったです!!

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