発達障害・自閉症児がこれから当たる困難や壁!生きていくために支援者が出来る事。

自閉症を持つ子供やぴのちゃんがこれから生きていくためには、さまざまな困難や壁があると思います。
困難や壁にぶつかってから考える事もありますが、事前に支援者側が考えられる事もあると思います。
先輩ママから聞いた話も元に考えたいと思います。
危険から守る

自閉症の子どもは、感覚が人と違いアンバランスです。
また危険認知力が極端に低いため、危険なことがわからず、線路の中を歩く、車道に飛び出して行くなどがあります。
自閉症の子どもを危険な目に遭わせないように、周囲の人が不安や危険から守ってあげなければいけません。
過ごしやすい環境を提供する

自閉症の子どもが混乱する原因として、見通しが持てないことにあります。
そのため、おでかけや集団生活の際も、始まりと終わりがわからないのでパニックになるのです。
このような時は、本人にわかりやすいようにスケジュールを提示してあげる事で1日を穏やかに過ごせるのです。
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落ち着いた環境つくり

自閉症の子どもは、騒がしい環境がとても苦手です。
落ち着いた環境を好みますので、一人で過ごせる部屋や比較的静かな部屋を用意してあげることも大きな配慮になります。
いじめから守る

一般の人とは違う感覚、理解不能な言語、不適切な行動をすることから、悲しいことですがいじめの対象になることが少なくありません。
周囲の理解している支援者が、健常な子どもに対して理解や解決を促していく必要があります。
またそのような事態にならないように周囲と適切な距離を保てるようにしてあげる配慮が必要です。
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子供の目線で考えてあげる

自閉症の子どもは、この世界ではとても生きにくく、生きづらいという感覚を持っています。
そのような時、自分一人ではどうしていいのかわからず、対策が取りづらくなることが想像できます。
自閉症の子どもは、常にそういう中で過ごしているのです。
唯一「自分の気持ちをわかってくれているかも」という存在は親であることが多いです。
そんな母親にいつもいつも激怒されていては、子どもは誰も助けてくれないと感じ、誰を信頼していいのかわからなくなります。
「こんな時この子はどう思っているのかな?」というように感じていくようにすると、自然と自閉症の子どもの心がわかるようになってきます。
懸け橋になる人は、その通訳をしてあげることが必要です。
子どもの目線で考えてあげるようにして、生きづらさを緩和してあげるように配慮していきましょう。
ぴのちゃんのために
ぴのちゃんはまだまだ人の感情を理解出来ません。
本能のまま行動しています。給食もお友達のものを平気で取って食べてしまいます。
半年かけて先生が言い続けて「もしかしてダメ?」と思うようになったのか、じっと眺めるだけになりましたが、声かけをしないと、我慢できずに取ってしまい、お友達を泣かしてしまいます。
歩道と道路の違いも分かりません。
もうすぐ5歳になるぴのちゃんですが、未だに走っている車に向かって走っていきます。
危険認知力はとても低いです。高さのある、溝にも突進する勢いです。
まだまだ外では危険がいっぱいでハラハラする事が沢山ありますが、ぴのちゃんには外の世界を沢山知って貰いたいので、支援者である私たちがしっかり危険を察知しながら楽しみたいと思っています。