発達障害・自閉症児の食事指導(偏食)はゆっくり本人に合わせて進める事が大切!肥満にも注意を!

自閉症の子は「こだわり」というのが特徴にあり、食にも見られます(偏食)

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ぴのちゃんも少しずつ食べられる物が増えているのですが、偏食は強い方です。

外食での食事は絶対に無理です。なので、その時は先に食べさせておくか、ぴのちゃんが食べれるものを持っていきます。

長いスパンで考えてあげる

食べられるものが増えていくには、個人差があると思います。

長いスパンで対応してあげることが大切です。

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彼らは似た味、似た食感にはだんだんと慣れてくることも多いです。

牛丼が好きな子には、すき焼きや肉じゃがを用意してあげるなど、なんとなく似た味付けのものでチャレンジしていくこともオススメです。

ふりかけご飯がすきな子には、いつもとふりかけの種類を少し変えてみる、などスモールステップでチャレンジしていくことが大切です。

その際、自閉症児の体調や心の状態によっては、新しい変化を受け入れられないこともあるかもしれないので、本人の好きなものもすぐに出してあげられるように用意しておくと良いです。

食感にこだわる

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自閉症児は、味覚よりも食感にこだわる子も多いです。

野菜も生のままかじったりするのは、噛んだ時の硬さや食感を好むからと言われています。

これも感覚過敏の影響なのですが、たくさんの体験で本人の受け入れも変わってきます。

例えばきゅうりやピーマンを生でかじって食べることが出来る子は、そのうちいろんな味が付いたきゅうりや調理されたものも食べられるようになることが多いです。
根気よくメニューをかえつつ、いろんな味に慣れていくようにサポートしてあげて下さい。

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イレギュラーな状況や肥満に注意

どうしても急用が入った場合など、子どもを祖父母にあずかってもらうこともあるかもしれません。

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祖父母宅でお菓子ばかり食べ過ぎるなど、食べ物の問題が勃発してしまうというケースも自閉症児には多くあります。またそれが肥満に繋がるケースも。

また逆に、祖父母宅で初めて見る食べ物が、すんなり食べられるようになるケースもあります。

おじいちゃんおばあちゃんというのは、とても可愛がってくれるかもしれませんが、両親とは違い責任もないため、しつけ面や教育面では甘めであるかもしれません。

そして預かり中も自閉症児が相手だと、普通の子守りとはかなり違ってきます。

おじいちゃんおばあちゃんたちは、自閉症児を預かっている最中に、大泣きして困った行動を取られると、どうしても最終手段として食べ物をあげて落ち着かせるという手段になることが多くなりがちです。

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自閉症児にとっても預けられるということは、普段と違う状況で過ごしているため、いつもの自分のリズムが崩れてしまうのです。

食事指導として時間を決めて食事をしている場合や、スナック菓子を与えすぎないように気を付けている場合は、食事の時間前におじいちゃんおばあちゃんがたくさんおやつを与えないようにお願いをしておくことも大切です。

またぐずった時用のおやつやフルーツなどを持参して一緒に預けておくのもオススメです。

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