自閉症児の偏食(食事の偏り・好き嫌い)があるぴのちゃんに悩むママ・・【食事指導方法について】

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人間の三大欲求でもある食は、自閉症児にとっても大切な欲求です。

しかし自閉症特有の「こだわり」が食に出る場合も多く、食わず嫌いや偏食に悩まされる親も多いのではないでしょうか?

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うちのぴのちゃんも、好き嫌いが本当に多く、毎日ほぼ同じメニューになってしまいます。

たまに違う物を隠して口に入れるとそこから噛まなくなり、寝るまで口の中にあるなんて事は日常茶飯事です。

それでも香りを知ってもらい、いつか色々な物を食べてもらいたいと思っていますが、一度こうなると全く食事が進まなくなります

この方法は、食事の最後にするようにしていますが、やり方が合っているのか、ぴのちゃんのためになっているのか、日々悩んでいます。

食事指導で教えて頂いた事を書きたいと思います。

食材に対するこだわり

自閉症の人は、食材に対しての匂い、食感、味すべてに敏感になっています。

一度「これは食べたくない!」となった食品は、かなり抵抗して食べることを拒否します。

また同じ食材でも、調理の仕方により食べることができるものと、まったく食べないものがある場合があります。

まだ幼少期の自閉症児ほどその傾向は強く、いつも同じものばかりを食べたがり、違うものが出てくると泣いてパニックになることもあります。

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うちのぴのちゃんがまさにこれに当てはまります。

必ずお皿の内容を確認して、いつもと違うものがあったらお皿を投げた事も多々あります。

なのでとりあえずメニューは毎日同じです。

内容は、3つに分かれたお皿に、白ご飯にたまごふりかけ、トマト、ミートボールと納豆が毎日のメニューです。

これでは栄養が心配で、補助として総合栄養のミルクを与えています。

いつか違うものも食べてくれる事を日々願っています。

親の悩み

自閉症児を持つ親にとって食事の悩みは「毎日、毎食白ご飯しか食べません」「白ご飯を食べず、ふりかけをかけたごはんでないと食べてくれません」「生野菜しか食べません」「お菓子しか食べません」など様々です。

親としても、毎日同じものばかり食べさせていては栄養面でも心配になってしまいます

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では自閉症児には、どのように食事の大切さや楽しさを教えていけばいいのか?

保健師や保育士の先生に相談してみました。

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無理やり食べさせても逆効果!

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自閉症児に対しての食事指導に無理やりは禁物という事です。

私がしている事は間違っていました。(違う物をご飯に隠して与えるというものです。

「今日はこれしか用意しません、これを食べるまで何もあげないからね!」と普段本人が拒否する食べ物だけを与えたとしても、ずっと泣きながら抵抗するばかりです。

自閉症児は、嫌な物はどんなに空腹になっても食べようとはしません。

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そして、泣き叫びながら眠ってしまった場合は栄養失調や脱水症状にもなりかねません。

自閉症の人にとって、こだわりのものや好きな食べ物を取り上げられることは、健常の私たちからは想像のできない悲しみや苦しみだと思われます。

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そんなつらいことを強いる必要はまったくありません。

自閉症児に上手に食事の大切さを教える方法

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まずは食事時間をきちんと決めて、好きなものを食べさせてあげて下さい。

食事時間以外になるべく食べ物をあげないようにすると、「この時間になると食事をする」という概念が育ち、だんだんお腹も空くようになり食べられるものが増えていきます。

そして全部完食できたら、たくさん褒めてあげて下さい

本人にとっても家族にとっても、食事の時間は大切な時間です。

自閉症児の食事指導は長く続きます

その年齢ごとにいろんな課題も出てきます。

小さい頃に「食事が辛い時間」と思ってしまうより、「食事が楽しい」と思えるような環境に持って行ってあげるよう工夫する事がとても大切という事です。

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まとめ

日々色々な事に悩んでいますが、今回は食事指導について相談しました。

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まずはぴのちゃんが食べれるものを用意して、全て食べたら褒めてあげたいと思います。

家族が違うメニューを食べている事にも少しずつ気づいてくれた時に「食べてみる?」という声掛けが出来るように様子を見ながら進めようと思います。

分からない事だらけで正解は無いと思いますが、アドバイスをもらう事はママにとってもとても大切な事だと思います。

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他人に何かを話したり、相談する事は自閉症児を上手く育てるコツだと感じます。

自閉症児を育てるお母さん!お父さん!家族だけで自己流で育てていくのは禁物です。

色々な方と出会い、色々な相談をしていくと、自分の間違いや子供にとってはストレスだった事に気づかされる機会にもなります。

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