発達障害・自閉症スペクトラムの主な特徴(1歳~2歳)ぴのちゃんの事例

もしかしてと思った時
もしかしてと思ったのは、生後半年くらいから1歳前の頃です。
- 目を合わすことが殆ど無い
- 手をパチパチしていたのにしなくなった
- 指さし等で何かを訴える事が無い
- 一緒に喜びを共感出来ない
- 笑わなくなった
- 名前を呼んでも、全く振り向かない
- 自分でご飯を食べようとしなくなった

お姉ちゃんが既にしていた事をぴのちゃんはしない事が目立ってきました。
そして、手をパチパチしなくなったように、消失が目立つようになりました。
色々「んんんんっ???」と思う事が増えてきた頃が1歳なる前でした。
1歳の時の主な症状
- 何回も名前を呼んでも振り向かない
- 指さしをしない
- 目が合わない
- 一人でも平気。親を探さない。
- ティッシュを小さくちぎって、指先でクルクルとチネリをひたすら沢山作る
- アンパンマンが大好きで、ひたすら同じストーリーを見る
- 天井見ながらクルクルと体全体で回る
- 公園へ連れて行くと、落ち葉を拾って、枝のところを指先でクルクル回し続ける
- 遊具で遊べない。遊具に関心もない
- 欲しい物があると親の手を引っ張っる(クレーン現象)
など、同じ事をいつまでもする行為が多く見られるようになりました。

その行為を途中で止めさせようとすると癇癪が起きていました。
スポンサード サーチ
1歳半検診の時に言われた事
発語が無いので、2歳の時に電話にて発語の確認を行います。
それまでは経過観察を自宅で行って下さいとの事でした。

こんな事言われても、何が出来るかも分からないし、不安な日々を過ごしたのを今でも覚えています。
2歳になった頃の主な症状
2歳になる頃に保健センターから電話があり、現状報告を行いました。

しかし、それ以上のアドバイス等は無く、自宅観察の継続になりました。
不安はどんどん募るばかりでした。
症状その1
1歳の時の癖などは特に変わらず、葉っぱや花の枝の部分が好きで、いつも指先で器用にクルクルと回しています。
枝先を持っていると落ち着くのか、お風呂の時も食事の時も持っている事が増えました。
最寝るまで持っている事もあります。
また朝になったら、保育園に入る前に落ちている落ち葉を拾って一日中持っているという感じです。
症状その2
好きな事が更に増えて、保育園へ通うようになり絵本が異常に好きになりました。
自分の好きな絵本が出来て、何回も読んで!!を訴えます。
10回読んでも20回読んでも「読んでー!」の行動を取ります。
喋れないので、絵本を私の手に渡してきます。かなり強引です。
食器洗いしていたら、洗い場に投げ入れてきた事もありました。
症状その3
穴がたくさん開いている「網」が気になるようで、全部の穴に指を入れて遊んでいました。
とにかく他の子とは違った自分だけの世界がいつもある感じです。
症状その4
保育園で砂遊びを覚えて砂が好きになりました。
自分の頭から砂をかけて遊んでいます。
または砂場に仰向けになってそのまま空を眺めている時もあります。
症状その5
所かまわず寝転ぶようになりました。
道路が濡れていようとお構いなしに座ったり、寝転んだりします。
スーパーに入っても急に寝転んだりするので、目が離せないです。
症状その6
癇癪や自傷行為が強くなり危険を感じる事もあります。
泣き方も大きくなり、近所への騒音が気になります。
症状その7
大きな音やガヤガヤしている場所が苦手で、そういう場所では両手で耳を塞いでいます。
あまり外食が出来なくなりました。居酒屋のようなガヤガヤしている場所が苦手で、大泣きしてしまいます。
また他の子が泣いている声が嫌いで、その声を聞くと耳を塞ぎながら大泣きしています。
または泣いている子に危害を加えてしまう事もあります。
スポンサード サーチ
まとめ
このように1歳から2歳になるにつれ、自閉症独特の症状は増えていくばかりで、もう覚悟をしていました。
どの特徴も、ぴのちゃんにとったら安心できる行動で、いつも落ち着いていました。
そうやって自分の安心出来る物だったり、行動を取れる様になったというのも成長の一つかなと思いました。