自閉症児と旅行へいくのは難しい?おすすめの交通手段は?

自閉症児もお出かけが大好きです。
「自閉症の子どもがいるから旅行はできない」なんてことは全然ありません。
我が家もたくさん旅行へ出かけました。
移動中に思わぬトラブルに遭って、たくさん泣いたりしたこともありましたが、それらを含めてすべて良い思い出として残っています。
自閉症児のペースに合わせながら、みんなで楽しめる行き先を検討して、旅行を楽しみましょう。
療育手帳・愛の手帳を活用する!!
療育手帳・愛の手帳を取得している場合は、公共の乗り物や施設の入場料が割引になる場合もあります。
公共の施設だけでなく民間のレジャー施設など全国にたくさん利用できる施設があります。
また等級により、高速道路などの有料道路の料金が半額になる場合があります。
事前に申請手続きが必要になりますので、市役所などの障害福祉担当窓口で申請手続きをしてください。
交通手段は?
一番推奨はマイカーです。
自分の家の車であれば、いつも慣れたスペースでのドライブになり心は安定したまま道中を過ごせると思います。子どものペースに合わせてトイレ休憩を取ることも可能です。
公共交通手段を使う場合は、自閉症児のそれぞれの適性を見極めて判断していくと良いです。
公共交通手段全般が苦手な子もいますので、その場合無理強いして強行すると、本人もつらいだけでなく周りにも迷惑がかかります。
自閉症児によっては「電車は大好き」「バスは大好き」というように好む乗り物があったりする場合もあります。
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ツアー参加は難しい?
自閉症児は予期せぬところでパニックになったりすることもありえますので、団体旅行のツアーなどは無理に参加しない方が無難です。
ツアーでも個別にプランが組めるような場合は別ですが、ほかの方とのペースも全く違ってくるかもしれませんので、ツアーよりも個別の家族旅行のほうがオススメです。
飛行機は大丈夫?
飛行機は気圧の変化で、離陸や着陸の時に耳に違和感を覚え不機嫌になる自閉症児も居ます。
ですが、飛行機は国内旅行であれば乗る時間は短時間なのと、一定のエンジン音がするため意外に過ごしやすかったりします。
飛行機も予約時に「障害を持った子どもが居ます」ということを伝えておくと、みんなと少し離れたところで搭乗を待つことが出来たりと、航空会社によってさまざまな配慮をしてくれます。
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まとめ
自閉症児でも家族みんなで思い出の旅行へ行く事は十分に可能です。
手帳を持っていればそれを十分に活用するのも手です。
なにより、子供に旅の楽しい思い出を作ってあげる事を目的とする事が大切だと思います。