発達障害・自閉症児にはスポーツが有効!その運動法とは?

「自閉症」の療育や訓練とともに、運動もあらゆるサポートになると思います。

スポーツは心と体のバランスを保ちながら、健康で豊かな生活を送るのに役立ちます。

自閉症児にとっても運動面や発達のサポートになる可能性が大いにありますので、たくさんの経験をさせてあげるという目的のもとにぜひスポーツにもチャレンジしていくと良いでしょう。

その中の一つとしてトランポリンが代表に挙げられるそうです。

そのトランポリンについて書きたいと思います。

トランポリン

自閉症児が通う訓練施設や児童預かり施設には、大型トランポリンを設置しているところも多いです。

トランポリンはとてもダイナミックな運動です。

単純に上下に飛び跳ねていても楽しいのですが、ストレス解消や脳に障害がある方の改善に役立つ可能性もあると言われています。

特に自閉症の特性として「規則的な動きをする・規則的行動を好む」という傾向があります。

トランポリンは自分の動きに合わせてジャンプする上下運動を繰り返すので、本人の力加減で大きく跳ねたりするためだんだんと楽しくなってくるのです。

その際に脳内のドーパミン・幸福なときに出ると言われるセロトニンといった物質が分泌され、それが自閉症の症状の改善や緩和を助けてくれる可能性があると言われています。

人間は誰しも、楽しくなり幸せな気分になると笑顔が出てきます。

それは自閉症児も同じです。幸せな感情がたくさん出てくれば周りも嬉しくなり、それから会話のきっかけになり、喜びを共有できる喜びにつながっていくこともあります。

大型のトランポリンであれば親子で一緒に楽しむこともできますので、お出かけの際に一緒にトランポリン遊びをされることもとてもオススメです。

実際トランポリンを好む自閉症児は多く、気に入れば1時間でも飛び続けられるお子さんも少なくありません。

どんなに楽しんでいても過度な刺激は逆に不安定要因にもなりますので適度な休憩を取ることと、一緒に場を共有する方が居ればその方たちへの配慮も忘れず、お子さんが楽しめるような環境で体験させてあげて下さい。

ぴのちゃんトランポリンに初挑戦!

 

近くの児童館に大型のトランポリンがあるので、早速遊びに行きました。

最初は方法が分からなかったのか、トランポリンをベッドと勘違いして、ゴロゴロしていました。

そこでお姉ちゃんが横でポンポン跳ねると、ぴのちゃんのテンションが一気に上がり、お姉ちゃんが跳ねるのを止めると「もっと!もっと!」の繰り返しになるくらい気に入ったようです。

お姉ちゃんは他にもおままごとしたかったみたいですが、ぴのちゃんに頼まれたら断れない優しい子です。

見ているだけでも微笑ましかったです。

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まとめ

自閉症自体まだまだ医療面でも未知の部分が多いのですが、逆にたくさんの可能性も秘めています。

お子さんと一緒に楽しいことや喜びを見つけてさまざまな経験をしていくことが、今後の可能性につながると思います。

まだ年齢が小さいうちは多動傾向がある自閉症児も多いのですが、年齢が上がるとだんだん落ち着いてくる傾向にあります。

運動の習慣があると将来的に肥満を予防できますので、そういった面でも運動は大切な要素となります。

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