発達障害の中の自閉症には隠れた才能がある。それを伸ばしてあげるには?ぴのちゃんの才能とは?

自閉症の中には、知的障害のない「高機能自閉症」と呼ばれる人たちや、「サヴァン症候群」と呼ばれる特定の分野に対して天才的才能を持つ人たちもいます。

サヴァン症候群とは?


サヴァン症候群の特徴

  • 優れた絵画の才能を持つ人
  • 造形美を作り上げる才能がある人
  • 一度聞いた音楽をメロディーとしてとらえ楽器で再現できる人
  • たくさんの落ちてくるブロックを見ただけで個数が分かる人
  • カレンダーを見ないで何年も先の日付が何曜日であるかわかる人

とさまざまな才能を持つ人がいます。

サヴァン症候群は、テレビでもたびたび取り上げられることも多いため「自閉症=天才的」と捉えている人も少なくありません。

しかし、これは自閉症の人すべてにあてはまるわけではありません

サヴァン症候群ではないけれど、才能の一部だけ持ち合わせている人も居ます。

なぜ一部の自閉症の人が、このような能力を持ち合わせているのかは、現代の医学ではまだわからない状態です。

「障害があるのに天才的」というよりも、「本人の個性の一部」という感覚がより近いのかもしれません。

自閉症児の才能を見つけるには?

自閉症のお子さんを持つ親にとっては「得意なことを見つけて伸ばしてあげたい」と思われる人も多いでしょう。

でもどうやって見つけてあげたらいいのでしょう?

まずはたくさん体験させてあげることが大切です。自宅でできることでもたくさんあります。

自閉症の人は、静かな環境ではいろいろなことが出来たりする場合もあります。

ブロック遊びや粘土遊びが好きで長時間黙々と遊んでいるうちに、すごい大作を作り上げていたというケースもあります。

また、クレヨンを持たせて画用紙に絵を描かせてあげる事も訓練にもなるので、それが才能になる事もあります。

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どんな状態でも出来上がった作品には、とにかくたくさん褒めてあげて下さい。そして一緒に共有して、一緒に喜ぶことも大切な事だと思います。

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才能が仕事になる

自閉症という障害を持つ人はこの社会では生きにくいことが多いのですが、ある一つの才能を見出され、その才能を生かしながら仕事に結びついているも居ます。
陶芸家、画家など美術分野で活躍する重度の自閉症者もたくさん居ます。

親がそのサポート事業として、自閉症の子どもが作り上げた作品をTシャツや小物にデザインして販売している人や、その作品ラインでの商品化を確立して作業所を立ち上げる人も居ます。

自閉症の人は細やかな作業にも向いているため、その品質も高評価を得ることが多いのです。

このように障害を持つ人でクリエイティブな才能を持ちながら活躍されている方が多いのは、その裏で親や支援者のサポート体制がしっかり整っていることが必須です。

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まずはたくさんの体験から得意な分野を見つけてあげて、そこからどのように発展するかを長いスパンで、親子ともに楽しみながら進めていってください。

ぴのちゃんの才能について

ぴのちゃんはまだ「こんな才能がある!」というのはありません。

自閉症の特徴である、ひたすら同じ事をするというのはあります。

これが芸術的才能に結ぶかは結局本人次第かもしれませんが、親のサポートでぴのちゃん将来への道を引く事も出来るのかなとも感じます

とにかく色々な経験はさせてあげたいと思います。

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